Node.jsサーバでCROS対応

Node.jsのオレオレサーバ上のAPIをCROS対応させたくて調べたところ、Expressを使う前提の解説ばかりが出てくる。
めげずに調べたら、全く同じ悩みを持つ方が海外にいらっしゃった。

How to allow CORS with Node.js (without using Express)

これによると、下記の3行をヘッダ情報に追加すりゃ良いって事で、早速試したら問題なく動いた。

'Access-Control-Allow-Origin': '*', /* @dev First, read about security */
'Access-Control-Allow-Methods': 'OPTIONS, POST, GET',
'Access-Control-Max-Age': 2592000, // 30 days

GPT4AllをNode.jsから使ってみる

料金を気にしながら、遊び目的でChatGPTを使うのが微妙にストレスだったので、無料&ローカルでも動くGPT4Allを使ってみた。

グラボ非搭載の低スペックPCでも使える軽量チャットAI「GPT4ALL」の使い方まとめ

基本的にこの記事の通りやればサクッと動いた。2017年のインテルiMacでやり取りに数十秒かかるけど、とりあえず遊ぶ分には十分使えそう。

…ならば、Node.jsでも使いたい。

本サイトにTypeScriptから叩くやり方は書いてあったので、それを参考にやってみたら、簡単にできた!

作業環境

macOS Monterey(12.6.5)
Node.js v18.2

Node.jsの設定

  1. npmでGPT4Allをインストール
    npm install gpt4all
  2. とりあえず、簡単なサンプルスクリプトを実行。
    import { GPT4All } from 'gpt4all';
    
    let gpt4all = null;
    const _model = 'gpt4all-lora-quantized';
    
    /*GPT4ALL初期化*/
    const initGPT = async () => {
        gpt4all = new GPT4All(_model, true);
        await gpt4all.init();
        await gpt4all.open();
        console.log(">> GPT Opened");
        askGPT("Hello GPT!")
    }
    
    /*問い合せ実行*/
    const askGPT = async(xQstr) =>{
      console.log(xQstr);
      const xResponse = await gpt4all.prompt(xQstr);
      console.log(">>" + xResponse);
    }
    
    initGPT();

    初回はgpt4allの本体と学習済みモデル(gpt4all-lora-quantized)データがダウンロードされる。4G位あるので恐ろしく時間がかかけど、のんびり待つ。

  3. スクリプトがエラーになる場合、モジュールのimportが機能してない場合が多い。その場合は「package.json」に以下の一行を追加。
    "type":"module"
  4. こんな感じになれば、成功!
     % node sample.js
    >> GPT Opened
    Hello GPT!
    >>Thank you for your input, GPT!
  5. 別の学習済みモデルを利用したければ、ダウンロードして下記ディレクトリに入れ、newする時にモデル名を指定すれば使える。
    /Users/<ユーザー名>/.nomic/

これで、心置きなく、遊べる!!

Nexus5 をルート化してUbuntuを動かす

昔使ってたNexus5が出てきた。今は簡単にRoot化できるっぽいので遊んでみる。

Nexus5をルート化

下記のページ通りにやったら、簡単にできた。
Nexus5で遊ぶ その3: ルート化の準備 | メモ置場のブログ

もし失敗した場合は下記を参照して復旧。
【Nexus5】Nexus Root Toolkitを使ったプレ文鎮からの復旧方法-Gintoki Note

Linuxマシン化

1.必要のアプリをインストール

Linux Deplay で Ubuntuを入れる

下記サイトを参考にイントール。インストールされるUbuntuのヴァージョンは「18.04」。
Linux Deploy を使用して Android フォンに Ubuntu をインストールする方法 – Moyens I/O
LinuxDeployを使用してAndroidにLinuxをインストールする| Linux中毒者

Ubuntu の設定

Shellをzshに変更

下記サイトを参考にシェルをshからzshに変更
Ubuntuのシェルをzshに変更する – Qiita

必須ツールを設定

「nano」と「curl」をインストール

$sudo apt-get install nano

$sudo apt-get install curl

日本語化

下記サイトを参考にUbuntuで日本語を使える様にする。
Ubuntu 18.04 LTSを日本語化する(日本語環境にする) | 突撃なんでもチートシート

Sambaのインストール

下記サイトを参考にSambaをインストール。面倒くさいのでユーザーディレクトリを共有させる。
Sambaサーバーの設定手順(Ubuntu20.04)とWindowsからのアクセス方法 – 水瓶座列車

再起動コマンドはsudoでやらないと失敗する。

$ sudo service smbd restart
$ sudo service nmbd restart

Node.jsの設定

下記サイトを参考にNode.js環境を作成。管理ツールは「n」を利用。
Ubuntu18.04で任意のバージョンのNode.jsをインストールする方法 | トライフィールズ
Ubuntu18.04に最新のNode.jsをインストールする(アップデート方法も) – Pythonと!

「`GLIBC_2.28′ not found」となる場合は「17.9.1」以前のNode.jsを入れる。
nodeのv18を使ったらエラーになった(CentOS7) – ITのプロへ

Pythonの設定

Pythonは2と3が入ってるので、とりあえず、そのまま使ってみる。

ラズパイ4 + Node.jsで OLEDディプレイを使う

OLEDモジュールをラズパイ4+Node.js環境で使うための覚え書。

作業環境

作業手順

1.OLEDディプレイを繋ぐ
2.Config画面を開いて、I2Cデバイスとの通信を有効化
$ sudo raspi-config

Interfacing Options -> P5 I2C -> YES

3.ラズパイをリブート
$ sudo reboot
4.I2Cデバイスのアドレスを確認
$ i2cdetect -y 1

     0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  a  b  c  d  e  f
00:          -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
10: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
20: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
30: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 3c -- -- --
40: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
50: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
60: -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
70: -- -- -- -- -- -- -- --
5.モジュールをインストール

$ npm install raspi-io
$ npm install johnny-five
$ npm install oled-js
$ npm install pngparse png-to-lcd oled-font-5x7
6.スクリプトを作成
const five = require('johnny-five');
const raspi = require('raspi-io').RaspiIO;
const board = new five.Board({
	io: new raspi()
});

const Oled = require('oled-js');
const font = require('oled-font-5x7');

board.on('ready',() => {
	console.log('Connected to OLED, ready.');
	const opts = {
		width: 128,
	    height: 64, 
	    address: 0x3C
	};
	oled = new Oled(board, five, opts);
	oled.clearDisplay();
	oled.setCursor(1, 1);
	oled.writeString(font, 1,"Hello World!", 1, true, 2);
	oled.update();
});
7.スクリプトを実行
$ node ./index.js

おしまい!

参考サイト

バランスwiiボードをNode.jsで使ってみる

中古のバランスwiiボードを貰ったので、なんかに活用できないかと色々調べてみたが、微妙に情報が古かったり環境の設定が結構面倒なものばかりだった。
…が、「wii-balance-board-pi」って気になるNode.jsのモジュールがあったのでラズパイ4入れてみたところサクッと使えた。

【検証環境】

  • Raspberry Pi 4
  • raspbian 10.4
  • Node.js 8.15

【設定方法】
基本的には、Githubのページに書いてある通りにするだけ。
サンプルスクリプトもシンプルだが、これだけで十分な内容。

  1. モジュールをインストール
    npm i -s wii-balance-board-pi
  2. 通信用のPythonプログラムを入れる
    sudo apt-get --assume-yes install bluez python-bluez python-gobject python-dbus
  3. ラズパイを再起動
    sudo reboot
  4. サンプルスクリプトを実行
    const BalanceBoard = require("wii-balance-board-pi");
    
    var balanceBoard = new BalanceBoard();
    
    balanceBoard.connect();
    
    balanceBoard.on("data", data => {
      console.log(data);
    });
  5. バランスWiiボードの電池カバー開け、シンクロボタン(赤いやつ)を押す。
  6. ちょっと待ってると自動的にラズパイと繋がって、各センサ直がコンソールに表示される。
    {
        connected: boolean,
        topLeft: float,
        topRight: float,
        bottomLeft: float,
        bottomRight: float,
        totalWeight: float,
        buttonPressed: boolean,
        buttonReleased: boolean
    }

4角にあるセンサ値と全体の重さ(kg)、前面にあるボタンの状態がJSONで取得できるので、あとは好きに料理するだけ!
これはお手軽で便利だ。

オレオレ認証サイトをChromeで見る方法

Chromeのアップデートに伴い、Node.jsでオレオレ認証のサーバに完全にアクセスできなくなってしまった。
ちょっと前までは、リクス覚悟で見るか?ってリンクが出てたので、それでアクセスできたけれど、そのリンクも出なくなった…

クリアできる証明書の作り方もある様だが、こちらの技量ではお手上げレベルなので困ってたが、アクセスをブロックしてる旨のページのどこでも良いので、
ページ内の適当な箇所をクリックして、「thisisunsafe」とタイプ & Enterで、見事にアクセスできた!

それにしても、G社のおかげで、こっちの世界もどんどん面倒臭くなるな。

参考サイト

ラズパイ & Node.js でMQTTサーバを立てる

HEROKUを使えば、サクッとMQTTサーバができるらしいが、色々自前でやりたいので調べてみたら、「mosca」ってのを使えば、Node.jsでサーバ作れるし、「mqtt.js」を使えば、クライアント側もできるらしいので、早速やってみた。
Node.jsはすごいねぇ。

Brokerサーバの構築

1.moscaのインストール
npm install mosca
2.基本的なスクリプト
var mosca = require('mosca');
var server = new mosca.Server({
	port: <サーバのポート番号>,
});

/*準備完了*/
server.on('ready', function(){
	console.log('Server is ready.');
});

/*クライアントが接続された*/
server.on('clientConnected', function(client){
	console.log('broker.on.connected.', 'client:', client.id);
});

/*クライアントが切断されrた*/
server.on('clientDisconnected', function(client){
	console.log('broker.on.disconnected.', 'client:', client.id);
});

/*Subscriberからデータの配信要望が来た*/
	server.on('subscribed', function(topic, client){
	console.log('broker.on.subscribed.', 'client:', client.id, 'topic:', topic);
});

/*Subscriberからデータの配信停止要望が来た*/
	server.on('unsubscribed', function(topic, client){
	console.log('broker.on.unsubscribed.', 'client:', client.id); 
});
	
/*Publisherからデータが送信された*/
server.on('published', function(packet, client){
	if (/\/new\//.test(packet.topic)){
		return;
	}
	if (/\/disconnect\//.test(packet.topic)){
		return;
	}
	console.log('broker.on.published.', 'client:', client.id);
});

/*MQTTサーバをHTTP サーバに結びつける*/
var http = require('http');
var httpServer = http.createServer();
server.attachHttpServer(httpServer);
httpServer.listen(<サーバのポート番号>);

Node.jsでのクライアント機能の実装

1. mqtt.jsのインストール
npm install mqtt

※ブラウザから実行する場合は埋め込み利用も可

<script src="https://unpkg.com/mqtt/dist/mqtt.min.js"></script>
2. 初期化スクリプト
const mqtt = require('mqtt');
var client = mqtt.connect({
	host: ' ',
	port: ,
	clientId: '<自分のID>'	//任意(無しの場合は自動設定)
});

/*Brokerサーバに接続*/
client.on('connect', function(){
	console.log('publisher.connected.');
});

データの送信(Publisher)

/*データ配信*/
client.publish('<任意のTOPIC>',<送信データ>);

データの受信(Subscriber)

/*購読希望リクエスト*/
client.subscribe('<購読希望TOPIC>');

/*データ受信*/
client.on("message", (topic, payload) => {
	console.log(topic);
	var message = payload.toString('utf-8');
	//var message = String.fromCharCode.apply(null, payload);
	console.log(message);
});

参考サイト


無事MQTTサーバができたので、micro:bitとHalocodeを双方向で通信させてみた。

BlueJelly と bleno でBLE通信する際の文字列の取り回しについて

ブラウザでお手軽BLEをするのに、BlueJellyがすごく便利なんだが、Peripheral化させたラズパイ(Node.js + bleno)とデータのやり取りする時に、Byte Arrayとかなんとかメンドクサイのが出て来て訳が分からんので、とりあえず簡単に使う方法を整理。

●データを受ける(Read)

Peripheral側から飛んできたデータはArray Bufferになってるので、文字列に戻す

//Bluejelly イベント
ble.onRead = function (data, uuid){
 let xVal = buffToString(data.buffer);
 console.log(xVal);
}

/*ArrayBufferから値を読んで文字列に変換*/
const buffToString = function(xBuffer) {
  let xArrayBuffer = new Uint8Array(xBuffer);
  let xRes = String.fromCharCode.apply(null,xArrayBuffer);
  return xRes;
}
●データを送る(Write)

Peripheralにデータを送るには文字列をArrayBufferにして、送る。

let xSendVal = "送信データ";

//文字列をArrayBufferに変換
let arrayBuffe = new TextEncoder().encode(xSendVal);
ble.write('UUID名',arrayBuffe);
●Node.js側でWriteされたデータを文字列に戻す
//xVal = writeされたデータ
let xVal = Buffer.from(Uint8Array.from(Buffer.from(data))).toString();

ラズパイをBLEのPeripheralにするためにNode.js + bleno で環境作成

Peripheral(ペリフェラル)ってのは送信側の事だそうな。ちなみに、受信側はセントラル(Central)だって。

で、本題。
とりあえず、OS入れて初期設定だけ済ませたクリーンな環境で作業開始。(出たてで怖いので、あえてOSはStretchを利用。)

■環境
ハード:Raspberry Pi Zero WH
OS:Raspbian Stretch
■n のインストール
使い勝手が良いので、Node.jsのヴァージョン管理には n を使う事にする。

apt-getで node と npm入れる → npm で n 入れる → aptで入れた node と npm 消す。

…って方法が一般的っぽいけど、入れて消すってのが気持ち悪いのと、これだと色々面倒な事になるっぽいので、apt方式はやめて、n-install を使って、先に n をインストールする。

$curl -L https://git.io/n-install | bash

無事インストールできたら、インストーラの指示に従ってエイリアス設定を再読み込み。(これをしないと、n コマンドが通らない)

$source ~/.bashrc

n コマンドが通るのを確認したら、bleno 用にnode 8.xをインストール(今回は8.15.0を利用)

$n 8.15.0
■node を sudo で実行させる
実行できるなら、この項は無視してOK。
  1. nodeのパスを確認
    $which node
  2. シンボリックリンクを作成
    (上記1で調べたパスが「/home/pi/n」だった場合の例)
    $ sudo ln -s /home/pi/n/bin/node /usr/bin/node
    $ sudo ln -s /home/pi/n/lib/node /usr/lib/node
    $ sudo ln -s /home/pi/n/bin/npm /usr/bin/npm
    $ sudo ln -s /home/pi/n/bin/node-waf /usr/bin/node-waf *もしあったら
  3. とりあえず、ラズパイを再起動して、ちゃんとヴァージョン番号が表示されるのを確認できたら、作業完了!
    sudo node -v
    sudo npm -v

    (参考サイト:日々精進EC2でsudo nodeを実行するとcommand not found」)

■blenoのインストール
・Node.js ver8.x が動いてる。
・sudo node が実行できる。

この二つの条件が整ったら、いよいよblenoをインストール!

$ sudo apt-get install bluetooth bluez libbluetooth-dev libudev-dev
$ npm install bleno

詳しいやり方等は、親切丁寧で分かりやすいページがありましたので、そちらをご覧ください。

極力ローコスト ロボット製作 ブログNode.jsとblenoでRaspberry PiとiPhoneをBLEでつなげてみる

Node.jsでラズパイのカメラモジュールを使う

Raspberry Pi Zeroとカメラモジュールを入手したので、Node.jsで制御させてみた。
コマンドラン叩く系とかは面倒くさいのので敬遠してたが、「pi-camera」ってモジュール入れたら、簡単にできた。

npm install pi-camera

モジュールを入れたらサイトにあるサンプルスクリプトを参考に、JavaScriptファイルを作成して書いて実行。

const PiCamera = require('pi-camera');

const myCamera = new PiCamera({
  mode: 'photo',
  output: `${ __dirname }/test.jpg`,
  width: 640,
  height: 480,
  nopreview: true,
});
 
myCamera.snap()
  .then((result) => {
    // Your picture was captured
  })
  .catch((error) => {
     // Handle your error
  });

撮影完了までに5秒くらいの待つけど、これは仕様らしいので、諦めるしか無いっぽい。
動画にも対応してる様なので、次は動画にチャレンジ。

参考サイト
Pi-Camera(npm)
pi-camera(GitHub)